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『わかりやすい野球のルール』粟村哲志のブログ

『わかりやすい野球のルール』(成美堂出版)監修者である現役野球審判員のブログです
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フェア/ファウルの基準③

フェアとファウルの基準について、誤解の多い事例について説明します。

まず最初はこの画像を見てください。状況としては、ゴロの打球が一塁ベースの手前で止まったと考えてください。

foul_a.jpg

これはファウルです。

上から見るとこんな感じ。

foul_b.jpg

では、こちらはどうでしょうか。

fair_a.jpg

上から見るとこんな感じ。

fair_b.jpg

これは、ボールそのものはギリギリでラインに触れていないのですが、実はフェアです。

フェアとファウルの境界線は、ファウルラインの外側の端の方を境界と考え、そこから上空に見えない壁があると考えます。そうすると、下の写真は、ボール自体はラインに触れていなくても、上方空間でボールの一部がフェア地域に食い込んでいるので、フェアと解釈するわけです。

これはプレイヤーには誤解が多いので、写真を撮って説明しました。審判員も、このような打球に対応するため、ライン際をコロコロと転がる弱い打球に対しては、素早く打球に近づき、可能な限り近くで確認して、しっかりとしたジャッジをしてあげることが必要です。
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プロフィール

粟村哲志

Author:粟村哲志
1975年8月4日広島県生まれ。早稲田大学卒。早大在学中に、故・西大立目永氏に師事して審判を学ぶ。リトルシニア関東連盟審判員、東京都野球連盟(JABA)審判員等を経て、2007年から国内独立リーグで活動。2007年北信越BCリーグ、2008年四国・九州アイランドリーグ、2012BCリーグ、2013~2014年ルートインBCリーグ(クルーチーフ)、2015日本女子プロ野球リーグで審判員を務める。

現在は、リトルシニア関東連盟審判部技術委員(練馬シニア所属)。NPO法人Umpire Development Corporation正会員。関東審判倶楽部(KUC)アドバイザー。東都学生軟式野球連盟嘱託審判員。

監修書に『わかりやすい野球のルール』(成美堂出版)、『バッティングパーフェクトマスター』『ピッチングパーフェクトマスター』(別冊ルール解説、新星出版社)がある。インタビューおよび寄稿に「中学野球小僧」(白夜書房)2006年7月号「実戦で役立つボーク完全解説」p114~121、2007年1月号「ぼくらの野球用具大特集」p46、2007年5月号「7つの場面で徹底理解するランナーのルール」p162~169、2008年5月号「中学球児のためのグラウンドルール&マナー講座」p114~119など。

主な出場記録は以下の通り。
【リトルシニア】
日本選手権大会(00~07、09~15)
全国選抜大会(02、04~05、07、10、13、15)
ジャイアンツカップ(01~02、06~07、09~15)
【プロアマ交流戦】
茨城ゴールデンゴールズ対NPB選抜「フューチャーズ」球審(2007.5.31 水戸市民球場)
【BCリーグ】
2007年公式戦6試合出場
2012年公式戦2試合出場
2013年公式戦37試合(うちGCS2試合)/NPB交流戦1試合/OP戦2試合出場
2014年公式戦(集計中)
【四国・九州アイランドリーグ】
2008年公式戦55試合出場/NPB交流戦2試合出場
【女子プロ野球リーグ】
2015年公式戦(集計中)

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